2012年5月15日火曜日

米ホワイトハウス「医療保険法から、母の日おめでとう」; 母の日の歴史と今


米ホワイトハウス「医療保険法から、母の日おめでとう」
Happy Mother's Day from the Affordable Care Act. View the card & share it
http://wh.gov/mothersday
#whitehouse #mothersday #ThankAMilitaryMom

これは、米国ホワイトハウスの母の日のページです。

オバマ大統領の最大の選挙公約でもあった医療保険法(Affordable Care Act)。

従来乳がん、妊娠中の女性に対しては割増保険料が課されていたものが、この法律の施行によりそうした負担がなくなったことから、

  医療保険法から、母の日おめでとう
 (Happy Mother's Day from the Affordable Care Act)

というメッセージになっているようです。

このページでは、母の日のカードが2種類選べるようになっており、また軍人の母親に対する感謝のメッセージも添えられています。

ところでこの母の日、当たり前のように、感謝の日として過ごしていましたが、いつから始まったのでしょうか。少しその歴史を調べてみました。

まとめると次の通りです。

・古くはギリシア神話に登場する、諸神の母(the mother of gods)とも呼ばれる
 女神レアー(Rhea)を祝して行われた春の祭が起源と言う説がある。

・その後17世紀には、キリストの母マリアを祝う日となり、更にその範囲が、
 母親全体に広がり、母の日(Mothering Sunday)と呼ばれるようになった。

・米国では、南北戦争の時代に反戦運動とも併せて、母の日がクローズアップされ、
 それが母の日制定に向けた運動につながることになる。

・Anna Jarvisという女性が、その運動の中心的存在となり、政界、経済界ほか各方面に
 母の日制定の嘆願書を送付し、運動を展開していった。

・南北戦争からほぼ半世紀になる1914年、ウッドロー・ウィルソン米大統領によって、
 正式に5月の第二日曜日が母の日と制定された。

一つ一つのイベントには、それぞれ歴史があって興味深いですね。

GlobalBISCUE @BISCUE総合研究所
http://www.biscue.net/

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