2012年2月28日火曜日

東太平洋の海洋生物の12%が絶滅の危機にあるとIUCNが報告


東太平洋の海洋生物の12%が絶滅の危機にあるとIUCNが報告
Twelve percent of marine species in tropical eastern Pacific threatened
http://iucn.org/about/work/programmes/species/?9247/Twelve-percent-of--marine-species-in-tropical-eastern-Pacific-threatened
#IUCN #threatened #redlist #marinespecies #pacific #biodiversity #eco

これはIUCN(International Union for Conservation of Nature and Natural Resources:国際自然保護連合)のニュースリリースです。

IUCNは、1948年に設立された世界最大の国際自然保護機関で、生物多様性、気候変動、持続可能エネルギー、グリーン経済といった分野で活動し、世界の絶滅危惧種をリストアップした「IUCNレッドリスト」などを発表しています。

今回発表された調査結果は、レッドリストの絶滅危惧種に指定されている、沿岸魚類、海洋哺乳類、ウミガメ、海鳥、サンゴ、マングローブ、海草についての初めての評価で、カリフォルニア湾、パナマ・コスタリカ沿岸、及び東太平洋の諸島などでは、こうした海洋生物の12%が絶滅の危機にあると警告しています。

海洋生物は近年、世界中で少なくとも20の種が絶滅。
これには、1982-1983のエルニーニョの間に絶滅した、ガラパゴス諸島のスズメダイも含まれるとのこと。
更に加えて、133種以上が、同じく絶滅の運命にあるとの報告がされています。

こうした絶滅の危機にある海洋生物の保護は、人の生活に不可欠な海洋の維持に最も重要なテーマであるとして、保護活動の重要性を訴えています。


IUCNのレッドリストは、見るたびに気が引き締まります。
生物多様性、地球環境問題は、いつも頭に置いておかなければなりません。
BISCUEの環境コンテンツも、課題意識の浸透に頑張って行きます。


GlobalBISCUE @BISCUE総合研究所
http://www.biscue.net/

ブログランキング・にほんブログ村へ   人気ブログランキングへ
↑クリック宜しくお願いします↑


1 件のコメント:

  1. 写真はアホウドリでしょうか。
    ニンゲンとして、猛反。。。

    返信削除