海洋の酸性化が過去にない速度で進行、コロンビア大学地球研究所の報告
Ocean Acidification Rate May Be Unprecedented, Study Says
http://www.ldeo.columbia.edu/news-events/ocean-acidification-rate-may-be-unprecedented-study-says
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これは、米コロンビア大学地球研究所の発表です。
人類が二酸化炭素排出による、海洋の酸性化の速度は、この3億年で最も速くなってきているという報告です。
2.52億年前と2.01億年前、火山爆発により大気中の炭素濃度が増え、海洋生物のかなりが死滅したという記録はあるものの、それに匹敵する酸性度の進行とのことです。
このままのペースで、産業による炭素の排出が続けば、海洋生物は大きく影響を受け、サンゴ礁、カキ、そして小さなカタツムリを食べる鮭などは壊滅するであろうと、指摘しています。
海洋の酸性化については、海洋汚染や、サンゴ礁に影響を及ぼす夏の気温上昇などに比べて、注目度は低いものの、極めて危険なレベルになってきており、他の環境問題とは切り離して論じられるべきとしています。
寒い冬が続くと、地球温暖化、二酸化炭素排出量制限など、といった問題提起が少なくなっているように感じます。
何が原因かという点については諸説あるようですが、いずれにせよグローバル人材は、地球環境問題を長期の視点でいつも考えておく必要があります。
GlobalBISCUE @BISCUE総合研究所
http://www.biscue.net/
金融危機などアソビゴトに感じられます。
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